むくみとりラシックスを飲むと腎機能に障害が!?ラシックスの副作用について、服用前に正しい知識を習得しましょう。

ラシックス(利尿剤)とは > ラシックスの副作用

利尿剤ラシックスの副作用:基本編

むくみが気になる時に1錠飲むだけで、あっという間にむくみ解消ができるラシックス♪
利尿剤の中でもトップクラスの利尿作用になり、スマートな体型の維持などが特に求められるモデルや女優に愛用者が多いです。
もちろん、一般女性でも飲むことはでき、日常的にどうしても気になる顔や足のむくみをしっかりと解消し理想のプロポーションの維持をサポートしてくれます。

ラシックスは"ダイエット薬"なんて呼ばれることもありますが、強力な利尿作用の裏には「副作用」があります。

副作用と聞くと、なんだかラシックスを飲むことに不安を感じるかも知れません・・・
しかし副作用はラシックスにかぎらず、薬局やドラッグストアなどでも購入できる医薬品にもあります。
副作用がない薬は、この世に存在しないんです。

「美味しいものはいくらでも食べられる♪」と食べ過ぎれば・・・むくんだり太ったりしますよね。
反対に、食べ過ぎなければ・・・むくんだり太ったりすることもないですよね。

これと同じで、副作用があるから作用(効果)もあるんです!!

「ラシックスの服用は健康に影響があるの?!」となるかも知れませんが、ラシックスの飲み方を守る限り、副作用を心配することはありません。
ただ、むくみを解消したいあまりに毎日何錠も飲むなど、無茶な飲み方は副作用を起こす原因になります。
またラシックスの注意点を守らなければ・・・これもまた副作用を起こす原因となってしまいます。

大切なのは、決められたルールを守って服用することです!!

飲み方や注意点をしっかり守る限り、いたずらに副作用を心配する必要はありません。
しかし「絶対に副作用がでない!!」と言い切ることはできないので、万一のためにラシックスにはどんな副作用があるのかご紹介していきます。

ラシックスの副作用を不安に思うのではなく、安全な飲み方を守ってしっかりとむくみを解消していきましょう♪

ラシックスの主な副作用:詳細

"飲み薬"は、血液を通してからだに循環していき作用を発揮します。
つまり、作用を発揮する部位だけではなく、からだのさまざまな部位に副作用がでることがあります。

どこに
どんな症状が現れるのか

詳しく解説していきます。

血液にでる副作用症状

血液にでる副作用症状には、次のような症状があります。

・貧血
・白血球の減少
・好酸球の増加
・溶血性貧血

これらの症状がでた場合、ラシックスの服用を中止するようにして下さい。

代謝に関係する副作用症状

代謝に関係している副作用症状には、次のような症状があります。

・低ナトリウム血症
・低カリウム血症
・低カルシウム血症
・代謝性アルカローシス
・高尿酸血症
・高血糖症
・高トリグリセリド血症
・高コレステロール血症
・偽性バーター症候群

皮膚にでる副作用症状

皮膚にでる副作用症状は、次のようになります。

・発疹、蕁麻疹
・発赤
・光線過敏症
・そう痒症
・水疱性皮膚炎
・紫斑

これらの症状がでた場合、ラシックスの服用を中止するようにして下さい。

消化器にでる副作用症状

消化器にでる副作用症状は、次のようになります。

・食欲不振
・下痢
・悪心
・嘔吐
・口の渇き
・膵炎

肝臓にでる副作用症状

肝臓にでる副作用症状は、次のようになります。

・黄疸
・肝機能異常
・胆汁うっ滞

これらの症状がでた場合、ラシックスの服用を中止するようにして下さい。

腎臓にでる副作用症状

腎臓にでる副作用症状は、次のようになります。

・BUN上昇
・クレアチニン上昇

これらの症状が現れた場合、ラシックスの服用の中止や医師に相談するなど適切な処置を行うようにして下さい。

精神神経にでる副作用症状

精神神経にでる副作用症状は、次のようになります。

・めまい
・頭痛
・知覚異常
・聴覚障害

その他の副作用症状

その他にでる副作用症状は、次のようになります。

・脱力感
・倦怠感
・起立性低血圧
・筋痙攣
・味覚異常
・血管炎
・発熱

ラシックスの重い副作用症状

まず滅多なことでは現れませんが、念のために重い副作用症状についても知っておく必要があります。
こんな症状が出たら危険という意味も込めて、どんな初期症状がでるのかもご紹介します。

ショック、アナフィラキシー

ショック、アナフィラキシーは、薬の服用によって現れる重いアレルギー反応です。
ラシックスにかぎらず、ほとんどの薬で現れる可能性があります。

主に、「皮膚」・「消化器」・「粘膜」・「呼吸器」・「ショック症状」の5つ症状が同時に、あるいはいくつかが組み合わさって現れることもあります。

■皮膚症状
皮膚のかゆくなる、皮膚が赤くなる、蕁麻疹(じんましん)

■消化器
腹痛、嘔吐

■粘膜
目のかゆみ、まぶたのむくみ

■呼吸器
くしゃみ、声がかすれる、息が苦しい、咳(せき)、喘鳴(ゼイゼイ、ヒューヒューといった呼吸音)

■ショック症状
蒼白、意識が混濁する
など

この中でも「息が苦しい」、「ショック症状」が現れた場合、緊急医療の対象となるので速やかに救急車で医療機関に受診するようにして下さい。

血液成分の異常(※再生不良性貧血(汎血球減少症)、※無顆粒球症、※血小板減少、赤芽球癆)

ラシックスは理由はわかっていませんが、免疫反応に異常を起こし血液(血球系)に重い副作用を起こすことがあります。

■初期症状
突然の高熱
寒気
ノドへの痛み
口内炎
からだがだるい
疲労感
息切れ
動悸
皮膚や粘膜が青白く見える
青あざができやすくなる
鼻血
歯ぐきから出血
生理時の血が止まりにくい
血尿
など

※再生不良性貧血
骨髄で血液が造られないことで、血液中のすべての血球が減ってしまう病気。

※無顆粒球症
血液の中の白血球の一種であり、細菌などを殺すはたらきがある「好中球」が著しく減少し、細菌などへの抵抗力が弱まる病気。

※血小板減少
「血小板」は、血液を凝固(固める)ための重要なはたらきをする血球の1つが減ってしまう病気。

※赤芽球癆
再生不良貧血に似ていますが、赤血球だけが減少してしまう病気。

水疱性類天疱瘡

血液成分の異常と同じく、免疫に異常が現れ自己免疫によって皮膚の表面に症状が現れる病気です。

■初期症状
皮膚が赤くなったり、かゆくなる
からだや手足の皮膚、口や目の粘膜など全身にかゆみがある紅斑
など

難聴

ラシックスが耳の中の奥の内耳にある「外有毛細胞」に作用することで、難聴が現れることがあります。

■初期症状
聞こえづらい
キーン、ピーといった耳鳴り
耳がつまっている感じがする
ふらつき
など

中毒性表皮壊死融解症(TEN)、皮膚粘膜眼症候群(SJS)

中毒性表皮壊死融解症(TEN)とは、重い皮膚症状が起こる病気です。
市販の風邪薬などでも起こることがあります。
確率としては、人口100万人に対して年間0.4~1.3人ほどと言われているので、発症するのは非常に稀な確率です。
また、皮膚粘膜眼症候群(SJS)も同じように重い皮膚症状が現れます。

滅多に起こらないものの、念のために初期症状には注意して下さい。

■初期症状
38℃を超える高熱
目の充血
くちびるがただれる
ノドの痛み
皮膚の広い範囲が赤くなる
など

心室性不整脈

不整脈とは、脈がゆっくりまたは速く打つ、あるいは不規則に打つ状態になります。
1分間の脈が50以下の場合を"徐脈"、100を超える場合を"頻脈"と呼びます。
ラシックスの場合、低カリウム血症を伴った心室性不整脈が起こるので、異変を感じた場合には医師に相談するようにして下さい。

■初期症状
動悸
脈が乱れる
など

間質性腎炎

腎臓に炎症が起きることで、機能を低下させてしまう病気になります。
風邪の時に病院で処方されることがある「抗生物質」などの薬でも起きることがあります。

■初期症状
熱がでる
発疹
関節が痛い
吐き気
嘔吐
下痢
腹痛
など

また、これらの症状が現れた後に、「むくみ」や「尿が少ない」といった症状が現れた場合、医師に相談するようにして下さい。

間質性肺炎

肺の中にある"肺胞"が炎症を起こしてしまい、血管(動脈)に酸素を取り込みにくくなる病気です。
市販の風邪薬などでも起こることがあります。

■初期症状
階段を登ったり、少し動いただけで息切れや息苦しさを感じる
空咳
熱がでる

こういった症状が持続したり、急に現れた場合には、医師に相談するようにして下さい。

ラシックスの副作用がでる頻度について

ラシックスは添付文書にも記載がありますが、副作用の頻度の調査は行っていないとしています・・・

しかし、類薬である「オイテンシン(時効性フロセミド)」では調査が行われており、副作用の発生頻度は2.18%となっています。
ラシックスとオイテンシンがまったく同じ利尿剤とは言えませんが、成分は同じフロセミドです。
なので、副作用の頻度もほとんど変わらないと考えられています。

ということは、100回ラシックスを飲んでも副作用がでる回数はわずかに2回あるかないか。
しかもラシックスは、むくみ解消目的であれば毎日飲む薬ではないので、それを考えればそこまでの心配はいりません。

ただし、無茶な飲み方をしたりすればこの限りではありません!!
「今日はむくみがひどい・・・」、そんな時にラシックスを飲んで安全にむくみを解消しましょう♪

▲page TOP